TOMIX 5721 TCS ホーム用サウンドユニット 購入記①

TOMIXの「TCSホーム用サウンドユニット」導入に関するブログです。導入を考えておられる方のご参考になれば幸いです。

TOMIX ホーム用サウンドユニット こんな音声が出ます 的な…

TOMIX の品番 5721 TCSホーム用サウンドユニット を購入してから、すでに3か月近くが経とうとしておりますがいまだ活用しておりません。宝の持ち腐れ状態です。

使いたいのはやまやまだけど設定が面倒くさい

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 ホーム用サウンドユニット なのですが、約400種類の音声が収録されております。しかし、機械の操作面にある音声再生ボタンは4つのみです。当然ですが、すべての音声を瞬時に操るというのはできません。数ある音声の中から、自分が気に入った音声を選んでボタンに登録して使うわけですが、この設定も少し面倒くさそうです。
工場出荷状態でプリセットされている音声がありますが、もし気に入った音声がメモリーの後ろの方に入っている場合、もしかすると音声ボタンを200回近く押さないと呼び出せないかもしれません。この辺りはアナログ感が漂います。

登録されている音声を見てみよう

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上の画像は、 TCSホーム用サウンドシステム に搭載されている音声の一覧表です。製品に付属しております。これを見て気に入った音声を探してくださいということなのでしょう。一応番号が打たれておりますが、番号を入力して音声を呼び出す機能はありません。将来、通信ポートを使ってスマホなどで操作できるようになると、有効になってくる表かもしれませんね。ただ、スマホで操れるようになればスマホの画面ですべて解決してしまうそうですけど。より複雑で高度な音声も使えるようになりそうですよね。早くスマホアプリと接続ケーブルを開発してくださいね、TOMIXさん!

気に音声のほうは?テストしてみました

 

↑初期設定の音声を鳴らしてみた動画です
さていかがでしょうか?スピーカー1を動画の下側に映っている「 島式ホームセット ( 都市型 ) 照明付 」のメインとなる中央部分に取り付け、スピーカー2を動画の上側に映っている「 島式ホーム ( 都市型 ) 延長部 照明付 」に取り付けてテストしてみました。音声が少し聞き取りにくいかもしれないですがご了承ください。
この「 島式ホームセット ( 都市型 ) 照明付 」に TSCホーム用サウンドユニット を使用する場合ですが、スピーカーを取り付ける位置がほぼ1ヶ所に限られてきます。照明用のワイヤーの配線が影響しているのですが、レイアウトなどへの導入を考えておられる方は取り付け位置に注意が必要かもしれません。
 

 TCSホーム用サウンドユニット の、切り替えモードを使って、プリセットされている音声をいくつか呼び出してみました。どのようなものが入っているかお聞きになってみてください。久野知美さんの声による音声案内で確認しています



スピーカーのコネクターがちぎれそうで怖い 

 スピーカーと本体をつなぐコネクターの部分が、刺さりにくくてちょっと強く差し込んだり、ちょっと力を入れて引き抜いたりするとちぎれそうで怖いです。通常のTCS製品(踏切など)と同じように、センサーなどのコネクターの取り扱いには気を遣わなければならなさそうです。この辺のコネクターも、信号機やD.C.フィーダー、ポイント用のものと同じようにもう少し丈夫そうなものにしてほしかったですね。

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↑壊れそうなスピーカー用の接続コネクタ

次回はまたいろいろといじってみたいと思います。

TOMIX TCS ホーム用サウンドユニット 買ってみたけど

遂に発売された「 ホーム用サウンドユニット 」

TOMIXから発売された、品番5721の「 TCS ホーム用サウンドユニット 」についていろいろとつづっていきたいと思います。あれこれと使い方を考えるとワクワクしてきます。

まずは商品構成から

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上の画像のような商品構成になっております。左下が ホーム用サウンドユニット 本体になります。その右側にあるのがマイク。さらにその右側に音声出力用のスピーカーが2つ。一番右側が電源コードになります。
あとパッケージと説明書となります。意外とシンプルな商品構成になっていますね。昔のように発泡スチロールで商品を固定するようなことも無く、すべて紙の仕切りで商品が固定されていました。エコを意識したパッケージングということでしょうか?時代の流れを感じますね。

 続いて本体を見てみましょう

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ひときわ目立つのが右側の発車ベルと書かれた下の「ON」と「OFF」のボタンです。おそらく発車ベルが鳴るのでしょう。
真ん中あたりの下にある赤いボタンが「非常停止ボタン」らしいです。一度押すと非常ベルが鳴り、もう一度押すと解除となるようです。
その左隣にあるのがマイクのボリュームつまみ、その左がスピーカーの音量ボタン、一番左が電源スイッチになっています。
そして一番使うことになると思われるのが、「SP1」「SP2」と書かれた横にそれぞれ4つづつ並ぶ四角いボタンです。音声再生ボタンという名称が付いています。このボタン威嚇音声が割り当てられており、これらのボタンを押すことで音声が再生されるようです。

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ホーム用サウンドユニット の背面です。各端子が並んでいます。左からスピーカをつなぐための出力端子が2つ、続いて ホーム用サウンドユニット を自動で再生させるためのセンサー出力端子が4つ、謎の通信ポートというのが1つ、外部機器を接続するためのライン入力端子が1つ、マイク入力端子が1つ、そして一番右側が電源コード端子になっています。
やはり気になるのは通信ポートですよね。将来どういった拡張機器が出るのでしょうか?車両にスピーカーを搭載してWi-Fi経由で走行音が出るとか、パワーユニットの操作に連動して自動で音声が出るとかでしょうか?一番オーソドックスなのは音声が拡張されるとかというパターンですが、すでに400種類も本体に入っているのでそれは要らないかと思います。

 音声出力用のスピーカーは2つ付属します

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ホーム用サウンドユニット から音声を出力するためのスピーカーです。画像では1つしか写っていませんが同じものが2つ付属しています。直径は実測で約23mmくらいで、でっぱりがあるほうで測っても30㎜はありません。このスピーカーは、音声出力を使用するホームの裏面に、両面テープで貼り付けて使用するようになっています。
表側の白いほうを貼り付けることで、ホーム自体を振動版として音声を出力させる構造になっているようです。

マイクはよくある電車やホーム用に似せています

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続いては付属するマイクです。少し小さめではありますが、列車内やホーム上に設置されている放送用のものに似せています。これを使って自分で放送をすることも可能です。中川家の礼二さんばりに物まねで放送をしてみたいものですね。「だぁしぁす(ドア閉まります)」という感じで。

最後にもう一度パッケージを見ておきましょう

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最後にもう一度パッケージをチェックしてみましょう。こちらは外箱の裏側になります。なんとなくですが「こんな風にして使いますよ~」という感じのイラストが描かれています。「リアルなホームサウンドを多数収録」とありますが、呼び出して一度に使えるものには限りがあります。

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外箱の横側になります。商品構成などが書かれております。オプションで用意されている各種センサーについても書かれていますがあまり関係なさそうなので割愛させていただきました。

音声を担当したのは野月さんと久野さん

TOMIX さんから発売された、品番 5721 の 「 TCS ホーム用サウンドユニット 」ですが、今回収録されている音声を担当されたのが、SUPER BELL"Zの野月貴弘さんとフリーアナウンサー久野知美さんです。鉄道ファンにはおなじみの顔ぶれに、親近感を抱いている方もおられるのではないでしょうか?このサウンドユニットを購入されるとお二人のお声をいつでも聞くことができますよ。

次回はもう少し詳しく掘り下げていきたいと思います。

P.S. ホリプロの久野さんが音声を担当されたということは、同じホリプロのあの某マネージャーさんもこの商品の開発にかかわっていらっしゃるのでしょうかね?